11月27日(月)
□「貸し金業規制法案」で代表質問に立つ予定 札幌もいよいよ雪が積もり、寒くなってきた。なんとか今年だけは大雪にならないように祈るばかりである。 国会のほうは、教育基本法の審議が参議院の場で軌道に乗りはじめ、すべての委員会での審議が始まった。今週中には、今国会での重要法案の一つとして「貸し金業規制法の改正案」が本会議に上程される。今の段階では、安倍総理も出席をするなかで、小生が民主党を代表して本会議での質問に立つ予定である。上限金利が出資法で29,2%、貸し金業法は20%となっており、多くの消費者金融業者が20〜29.2%の間のいわゆるグレーゾーンで貸し付けており、最高裁は今年1月の判決の中でグレーゾーンの貸し出しについては違法とし、原則として過払い金利分について返還することができることとなってきた。それだけにどのような金利を設定するのか問われていたのだが、民主党は6年前から、すべて貸し金業の上限金利まで引き下げるよう求めてきた。自民党は、当初は一時的に25.5%の特例金利を設定したりしていたものの、世論の風圧の前で民主党案に近寄ってきたものである。
□目に余る貧困問題こそ多重債務の核心 とくに問題になってきているのが多重債務者問題であった。パチンコや競輪・競馬と言った賭博によって多重債務になることもあり、カウンセリングによって防ぐ必要がある場合もあるのだが、それがすべての本質ではなく、一番の問題は地場産業が崩壊し、行き場のない人たちが日々の生活に困ってサラ金に手を出す、つまり、地方の疲弊による生活保護基準以下の所得しかないと言う、貧困問題こそが多重債務問題の核心なのだ。つまり、短期的に小額のお金を借りるだけなら、それほど深刻な問題はおきないのだが、長期的な貧困こそ返却不能に陥る要因なのだ。現在大きな問題になっているワーキングプアの拡大や、先進国でも1〜2位となってきた貧困率の拡大こそが大きな問題なのだ。小泉改革によってもたらされた深刻な実態が露呈していると言えよう。
□復党問題で問われる安倍総理の力 自民党の中では、昨年の郵政解散の際に郵政法案に反対したため公認されず、無所属として立候補し当選してきた方たちの復党問題が大きな山場を迎えている。このニュースレターでも小泉内閣から安倍内閣に移行した際に、大きな問題になると予想してきたのだが、自民党の中川幹事長が提示している復党の条件を巡って、同じ党三役の一人である中川政策調査会長や参議院の青木議員会長、片山幹事長などが、「情がない」などと批判を強めており、安倍総理のリーダーシップが問われている。 問題は自民党躍進の原動力となった昨年の郵政解散選挙では、東京や神奈川といった大都市部での支持政党のない大量の有権者が、自民党の内部の古い体質を「刺客」を送り込むことで変えていこうとした動きに支持を与えたのだが、参議院選挙を前に小泉総理の時代には、発言を控えていた古い体質を持った政治家たちが、復党を迫っている構図が見えてきたのである。ことは党のあり方に対する基本的な対立を秘めており、結果いかんでは組織的な亀裂を生じるだけでなく、都市部の支持政党のない多くの有権者の離反を招きかねないのだ。安倍総理の実現が小泉前首相によって多くがもたらされているだけに、簡単に妥協することもできないだろうが、さりとて海千山千の自民党の古参議員に対して豪腕を発揮することもなかなかできにくく、進退が窮まった感じである。その帰趨に対して注目したい。
□日高管内で馬場道議候補予定者と講演 先週の土曜日、民主議員ネットの総会が日高の「新日高町」で開催され、久方ぶりに旧静内町に出向き「自治体改革の課題」と題して1時間ばかり講演をしてきた。当日は、来年日高管内から道議会議員選挙に出馬を予定している馬場修さんの政策発表があり、小生はその応援も兼ねたものであった。馬場さんとは自治労全道庁時代に青年部の活動家として知り合って以来の仲であり、30年近く付き合ってきた。まじめで道政に精通しており、なんとしても当選をしてもらいたいものである。人口が減少している地方の実情はなかなか厳しい。道議会の中で是非とも大活躍してもらいたいし、地方の代表としてもがんばってもらいたい。
|
|
|